ダルクローズメソッドで身につくもの
2016.02.08
昨日は整体でした。
私の先生は西洋医学のドクターでもあり、身体の不調の根本原因を見つけ出し、そこが本来の力を取り戻せる様にアプローチしていく「人体力学」というメソッドを作ってる方です。こういうことに保険が適用される様になるといいなぁ。
「痛い」という場所と「ここですね」と言われる場所が全然違ってて、ビックリします。
[ここまでのお話]
幼児音楽教育として人気のリトミック。もともとは、創始者ダルクローズが音楽家向けに今の音楽教育だけでは足りない、もっと自分自身が優れた楽器になる必要がある、と作られたメソッドの中の1つの要素でした。
- 独自の歌い方により自分の内側に響く耳を持つことを目指した「ダルクローズ・ソルフェージュ」
- リズムや音楽のエネルギーを動くことで音楽の躍動感を感じる事を目指した「リトミック」
- 上の2つを組み合わせて、音楽を作り出す力を育てることを目指した「即興」の3本柱でできているメソッドです。
この3つをバランス良く組み込んだレッスンがあらゆる角度や方法で生徒の音楽資質に合わせて展開されます。
螺旋状に同じことや違うことを繰り返し、その先に待っているもの、できる様になることは一体なんでしょう?
できる様になること、いくつもあります。
動きもキレイに正確になるし、ピッチ(音程)も正しくなるし、即興演奏もうまくなるし、テンポも安定するし、楽曲のアナリーゼ(分析)も早くなる、楽曲の特性を掴むのが早くなるので譜読みも早くなり、どう演奏したいのかの意思も出てくる
数えきれないくらいあるのですが、実は1番大切なこと。
それは、何かができる様になるのではなく
音楽そのものになる「Do (やり方)ではなくてBe (あり方) 」
なのです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました^ ^
音楽が自分から湧き出てくる喜びが、あなたにも届きますように。