ジャックと音楽の木について
恵比寿リトミック・ピアノ音楽教室「ジャックと音楽の木」は、音楽教育を楽譜や鍵盤上の視覚優先の訓練ではなく、「動きを通じて音楽の諸概念を身につけることにより、音楽表現に関する一貫した自然な感覚を得て、身体そのものをよく調律された楽器へと変えることが、確かで鮮やかな音楽の基礎を身につけるのに最も適している」という、スイスの作曲家で音楽教育家のエミール・ジャック＝ダルクローズが唱える教育原理に基づいた教室です。
こども達は音楽の世界で、身体を動かしたり歌ったりすることによって五感と身体と脳を開発し、音楽感覚を開くことができます。
楽器演奏技術を習得することが木を育てることだとしたら、ダルクローズ・メソッドは豊かな土壌を耕すこと。丁寧に丁寧に土壌を耕すことによって、木は大木に育ち、自ら花を咲かせ、沢山の実をつけることができるのです。
また近年、ダルクローズ・リトミックは前頭前野を活発にすることや、複数の情報処理、歩行の安定性、高周波聴覚の改善などの効果により、大人の方やシニア層への効果も認められています。音楽の力を最大限に引き出しているメソッドだからできること。ダルクローズ・リトミック国際免許保持者を中心にした教室は、赤ちゃんからシニアまでの全ての年代の方に、豊かな音楽性と音楽の恩恵をお約束します。
Mission
私たちジャックと音楽の木は、リトミックのルーツである、ダルクローズ音楽教育メソッドを通じて、乳幼児からシニア層まで、且つ、アマチュアからプロまで、音楽の恩恵を最大限もたらすことのできる音楽教室を目指します。
ダルクローズ・リトミック国際免許を持つ講師陣を揃え、ホンモノのリトミックを提供し続けることで、音楽の持つ「エンターテインメント性」と「芸術性」の両面を満たし、「楽しさ」と「質の高さ」を両立させた「Happyで本質的な音楽教育」を実践してまいります
Philosophy
1. Happyで本質的な音楽教育を
芸術文化としての質の高い音楽を理解し、感じ、表現するために、ダルクローズ・リトミック国際免許保持者を中心とした講師のレッスンによって、目的、年齢、発達段階、身体能力、理解力などに合わせ、分かりやすく楽しく音楽感覚と演奏技術を身につけていくことができる「Happyで本質的な音楽教育」を提供してまいります。
2. 安全＆安心を第一に
室内設備はもちろん、健康管理や衛生管理、けがや物損に対応した損害保険に加入するなど万全の対策を講じています。安全で健康的で明るい教室実現をめざし、いきいきとした心を育む事ができる空間を構築します。
また、個人情報・顧客情報に対して、法令・ガイドラインを遵守して、安全対策を講じ必要かつ適切な保護・管理をいたします。
3. 誰もが参加できる教室であること
当教室にかかわる全ての人の人格、多様性を尊重し、人権と尊厳を大切にいたします。
4. 本当に求められる施設であること
広く社会とのコミュニケーションをはかり、適切な広報活動を通じて正しい評価と理解を得るように努めてまいります。
Founder’s BIO
恵比寿リトミック・ピアノ音楽教室
「ジャックと音楽の木」
代表 田中素子
山口県出身。県下有数の進学校から武蔵野音楽大学（ピアノ）へ進学。大学時代は、自分の受けてきた「正しい答えを覚える」のみの教育への疑問から、様々な教育メソッドに興味を持ち、シュタイナー教育、カール・オルフを中心に指導法の研究をしてきました。
卒業後は音楽教室でピアノ講師をするものの、自身の視野の狭さや社会経験が少ない未成熟さから、教育者としての自信が持てず、また、同時に音楽教室の在り方にも疑問を持ち、すぐに一般社会に飛び出しました。いくつかの業界を経験し、営業から管理部門、最終的には社長秘書から経営企画部のサブリーダーまで務め、会社組織の細部から全体までを見る経験をさせていただきました。
そんな折にダルクローズ・メソッドに出逢い、諦めていた教育への想いが沸き起こりました。主体的に楽しみながらも、本質的な音楽力を高めることができるこのメソッドに感動したのです。「私の社会経験を生かして、この素晴らしいメソッドを広める教室をつくりたい。」それが、私の原動力です。
音楽にはエンターテインメント的要素を持ったものと、芸術的要素を持ったものがあります。「楽しさ」と「訓練」を両立させて指導することが難しい中、このダルクローズ・メソッドはその両方を満たすことができる素晴らしいメソッドだと感じています。私の自慢の講師陣が揃うこの「ジャックと音楽の木」で、音楽と育む素晴らしい未来を創造していってほしいと願っています。
