こどもは動くのが大好きです。
2016.02.23
今はどうか知りませんが、
私が学生の頃は、
音楽大学のピアノのレッスンでは、
ひざ下まであるスカートがMUSTでした。
わざわざレッスン前に
着替えに帰ったりしてました。
しかし、
いざ卒業して音楽教室に就職する時、
「動きやすい格好で」と言われて
「えーーーー!ピアノの先生らしくない!」
と、がっかり>_<
すぐにその理由が分かりました。
3歳~5歳くらいの子が多いその教室では、
毎日が運動会!
ピアノの椅子に座らせるだけでも一苦労です
走り回る子を追いかけて、
捕まえて、座らせて、
逃げられないように後ろから
二人羽織みたいに囲ったら
脚の下から逃げられたり笑
仕事ですから、
頑張って座らせてますが、
内心は「いーじゃん。走ってても。」と
先生らしからぬことを思ってました。
しかも、
満面の笑顔で走り回る子どもを
見る方が楽しかったりして^ ^
子どもは有り余るほど大きなエネルギーを
小さな身体いっぱいにたくわえてます。
きちんと座って、
小さな小さな指先だけを動かすなんて、
子どもの習性に合っていないのかも。
「リトミック」は全身で音楽を動きます。
大切な音感は、
「ダルクローズ・ソルフェージュ」で
身につけます。
創造性と想像性は「即興」ではぐくみます。
子どもたちの成長過程に合っていて、
しかも合理的に
質の高い音楽性を身に着けられる。
これがダルクローズメソッドです。