子どもにダルクローズメソッドが必要な理由1
2016.02.18
月曜はダルクローズメソッドの音楽家向けレッスンでした。
受講している夜のクラスが終わってから、一緒に勉強しているフルート演奏家の友人と音楽談義…明け方まで喋りこんでました^_^;
「ダルクローズメソッドは子どもに向いてるの?」の記事の中で、音楽の本質を身につけるこの方法は、子どもの頃から始めるのが望ましい、と書きました
今日はその理由を、ダルクローズ本人の言葉で…
と言っても、フランス語圏の方なので^_^;
翻訳された言葉でご紹介します。
何度くり返してもいいすぎでない大切なことは、子どもが音楽を心に感じ取り、喜び迎え、音楽において心と身体が合一することー耳でしっかり聴くばかりでなく、自分の全存在で聴き入ることなのである。
音楽表現の法則は、人体そのものの中にその源泉をもつものではないだろうか。私たちの肉体的生命の自然なニュアンスの観察から生まれたのものではないのだろうか。
ゆえに、特定の楽器のけいこを始める前に、子どもに、全般的な「音楽にすること」を指示しなければならない。
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ダルクローズは、この他にも演奏技術の習得 と 聴覚・リズム感覚の習得を同時進行させることの難しさにもこの本で触れています。